めちゃくちゃ今さらだけどREALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2018に参加してきた話
要するに日本一タイピング速いの誰か決めようぜ!REALFORCE使うといいですよ!っていう大会
場違いなのは重々承知していて、参加するの失礼じゃないかなど最後まで悩んだんだけど、モチベーションが欲しかったので各方面に俺タイピングの大会出るから!などと吹聴し自分を追い込み参加した
結果としては賑やかしのため?だったのか非タイパーのプロゲーマーさんが参加されていて、その方とクジ運(絶対作為的だったでしょ)により当たってシードからの一戦目は完勝
次戦でオリプスさん、3位決定戦でココアくんにボコられ終了
対戦慣れしてせめて95%を保つメンタルを養っておけばもう少しお目汚しにならずに済んだかも知れない
そんなわけでRTC2018オフライン予選3位決定戦敗退という実績を手に入れた。わはは
MIOちゃんにリベンジしたかった
対策として初めて入力文字の切り替えと運指の変更を導入した
どう頑張っても打鍵力が足りないので小手先で少しでもカサ増ししたかった
最適化ってのは超上級者がやるものであって、単純な打鍵力が足りてない段階で手を出すのは甘えくらいに思っていて意図的にやらずにいたんだけど、指の性能に恵まれていない者こそやるべきだと感じた
最適化の初歩の初歩を導入するだけでワードによっては劇的な変化がみられた
入力文字の切り替えに関しては、導入コスト低かったのでさっさとやっておけばよかった
具体的には、kとc、jとzの使い分けを試みた
わかりやすい例として「ほかほか」をhokahokaからhocahocaで打つように変えるとどのくらい速くなるのか測ってみた
TypeLighterで計測してみるとhokahokaだと頑張っても900kpmほどが限界で、1000を超えるのは難しかった
で、hocahocaだと余裕で1500kpmくらい出る
何度か試行してみたところ、俺の指だと「たじたじ」と張り合うくらいの神ワードと化した。これは極端な例だが、c打ちの導入はかなり大きかった。判断にリソース割かれるの嫌だなぁと思っていたんだけど、ほとんどロスは感じない。導入コストに関しても、意識するだけで意外と打てて、あまり練習は必要なかった
慣れるまで「か」を打つ時判断が間に合わずにkcaとか打っちゃうみたいなことがあったくらいだろうか
一方、運指の変更は標準運指を遵守してきた身としてはやはり高コストだった
「む」に対する苦手意識を克服するべくuを中指でとるということだけやってみようとしたんだがこれだけでも大変
特定のワードに対して決め打ちすることはできるようになったが、自然な流れではまだ出てこない。あとミスる
習得できた場合の効能だが、これまたわかりやすいクソワードである「うむ」つまりumuを右手人差し指だけで頑張ると俺の指では500kpm程度が限界だった
これを右手中指→人指→中指で打つと900kpm程度が出せるようになる
この辺はmを親指でとるとかアプローチの仕方は色々あるので1つの例だと思っていただきたい
最適化を導入してどう打てばいいかなーこうかなーこっちかなーなどと考えるようになったら(実際にできるかは別として)タイピングの楽しさ1.5倍くらいになってとってもハッピーなので5000文字くらい語りたいんだけど、半端な知見は毒になり得るので俺の場合導入してよかったし理論上上述のような速度向上が望めるなぁ!という個人の感想です
いい面だけ切り取った形になってしまいましたが、最適化には当然デメリットもあるので、安易に最適化は絶対するべきだとは言えませんし言いません
しかし、タイピング速度の成長に停滞を感じ、そのネックがどうしても打ちづらい(速度が出せない)ワードであるのなら、それをどう乗り越えるかを考え試行錯誤することが有意義であることは間違いないでしょう
RTCへの改善提案として、個人的にはもう少し参加者を増やす姿勢があってもいいんじゃないか(結局内輪の大会だった)と思うんだけど、日本一を決める大会である以上致し方ないのかな
あとやっぱギャラリー目線でいうとハイスピードカメラはあって欲しい。分析班が死ぬほど喜ぶ
なんにせよ参加してよかった。お疲れさま&ありがとうございました。来年は殴り返せるようにがんばります
参考
試合での使用ソフト
計測に用いたソフト
REALFORCE買おう
http://www.realforce.co.jp/products/index.html